皮膚科にニキビ治療のために行った場合、薬が処方されることが多いです。
市販薬でもニキビの薬はありますが、やはり病院でもらう薬はできているニキビに合ったものが処方されますので、良い効果が期待できます。
皮膚科で処方されるニキビの薬はどのようなものなのでしょう。
◆外用薬がまず出される
医師はニキビの重症度を見て判断し、それに合った薬を処方します。
皮膚科がニキビの治療薬として出すものは、抗生物質の塗り薬が多いです。
アクネ菌を殺菌し、炎症を抑えます。
抗生物質が出されるのは、赤く腫れて炎症を起こしているニキビの場合ですね。
白ニキビや黒ニキビの場合は、ターンオーバーを活性化する働きのあるものや、ピーリング効果がある塗り薬が出されます。
◆飲み薬が出ることも
赤く炎症を起こしているニキビがたくさんある場合、塗り薬だけでなく抗生物質の飲み薬が処方されることがあります。
抗生物質は医師の指示通りに飲むようにし、勝手に飲むのを止めたり飲む量を増やしたりするのは止めましょう。
ビタミン不足もニキビの原因になるので、ビタミン剤が処方されることもあります。
◆漢方薬が検討されることも
ニキビが長期化してなかなか治らない場合、そう長い間抗生物質を飲むわけにはいかないので、漢方薬が検討されることがあります。
漢方薬は即効性はありませんので、長く続けて飲まなければなりませんが、西洋医学と併用することで良い効果が期待できます。
どの治療法にしても、先生の指示に従って正しく薬を使うようにしましょう。